(FKI宅発)北東北乗り回り2泊3日
FKI宅訪問が決まってから、「東北の乗り残しを制覇してしまおう」と思い、計画を着々と。
しかし手元にある18きっぷは2回分… 最初は18きっぷを売って北海道&東日本パスを使おうと思ったものの、金銭的事情もあり、新幹線と青函トンネル記念館のケーブルをカットした上で18きっぷを使うことに。これで何とか計画成立。
ところが台風12号接近の知らせが… 昨年の経験もあるので不安はあるが、「何とかなるさ」というわけで出発。
〜1日目〜
仙台1443→1600石越 一ノ関行 701系6両(小牛田から2両ワンマン)
石越1618→1705細倉マインパーク前 細倉マインパーク行 KD951 1両ワンマン
細倉マインパーク前1710→1754石越 石越行 KD951 1両ワンマン
石越1758→1820一ノ関 一ノ関行 701系2両ワンマン
一ノ関2027→2112北上 盛岡行 701系2両ワンマン
北上2156→2200柳原 横手行 キハ100-6 1両ワンマン
仙台出発まではFKIと町を少し歩く。買ったのは菓子類だけだったが…
この日の移動は普通乗車券。というわけで駅で切符を購入したが、混雑等もなく非常にスムーズ。
仙台からの一ノ関行きは前の2両だけが混んでいたので、小牛田までの車両に乗車。小牛田で前に移ったが、乗り換え客が多かったためか、何とか座れた。
その後新田でがらがらになったが、石越での乗降は少な目。石越行の意義は新田(&瀬峰)対策なのかな?
くりでんは車両はなかなか良かった(テーブルが大きく、旅には向いてるかな)が、いかんせん客が少ない。大岡→沢辺だけはにぎわったが、他は終始がら空き。廃止が近いのもうなづかざるを得ない。なお石越行は若柳で運転手が交替した。拠点はすべて若柳のようだ。
再び乗り込んだ一ノ関行きは夕方にもかかわらず空席が目立つ。通勤ラッシュとは無縁のようだ。
一ノ関ではブックマーケットとブックオフに行く。しかし目当ての品はなし…
あぶらとり紙(50円)ぐらい買っときゃよかったかなあ? 結局小説1冊だけ買うことに。その後スーパーで209円のかつ丼も購入、夕食とする。
盛岡行は学生率の高さに驚き。もう20時過ぎなのに… こんなところでも夜型は進んでる?
北上駅周辺でも宿泊に使えそうな施設を探してみたが、見つからなかったので予定通りマース北上宿泊とする。
柳原からひたすら西に歩く。途中ブックバーゲンに寄ったが、惜しくもここでも目当ての品はなし。萌えるるぶなどの変わり種はあったが…
その後もだいぶ歩いて無事到着。下駄箱からカウンターまでの動線がちょっと分かりにくかったが、とりあえず受付を済ます。
風呂に入った後に夜食。もっと早い時間帯から使えれば文句なしだが、あるだけでも嬉しいサービス。食べた後はすぐに寝た。寝心地はまずまず。
〜2日目〜
江釣子756→803北上 北上行 キハ100系3両
北上807→818花巻 盛岡行 701系2両
花巻836→904盛岡 快速はまゆり2号盛岡行 キハ110系3両
盛岡948→1242大館 大館行 キハ52-153、キハ58-739、キハ58-1514 3両
大館1300→1431青森 青森行 701系2両(弘前までワンマン)
青森1546→1710三厩 三厩行 キハ40-517、キハ40-525 2両
三厩1755→1842蟹田 蟹田行 キハ40-525、キハ40-517 2両
蟹田1927→2002青森 青森行 701系3両
青森2056→2235八戸 八戸行 701系2両
二度寝して起きたのは6時半過ぎ。のんびりしていたら朝食の食べ始めが7:10頃に…
朝食は和食中心のバイキング。品数は少なかったものの、味的にはまあまあ。さばの塩焼きとかは好物なので○。
それは良かったのだが、時間的にはどうしても手間取り、結局出発は7:40過ぎ。
そして駅までは結構な距離。なもんで走る。とにかく走る。ずっと走り続ける力はないので時々歩く。でもまた走る。そうして駅到着と列車到着はなんとか同時。危なかった。
北上行は混んではいたが、3両あったのでそれほどきつくはなかった。柳原でも下車のほうが多く、問題なし。
ところが北上からの電車は2両! いくらなんでもこれは無茶だろうと思ったら、案の定大混雑。たまらず花巻で下車し、快速に乗り換え。これが狙い通り座れ、リクライニングシートで快適な30分を過ごす。
盛岡で時刻表9月号を立ち読み。10月ダイヤ改正は小規模で、しかも東日本は無関係な模様。
盛岡からはIGRの切符を買って、花輪線の列車へ。3両もつないでいたのにびっくり。そしていまどき珍しい非冷房のキハ52と58。その結果列車旅の風情は満点。
特にキハ52の先頭車はがらがらで、窓を開けて風を満喫。花輪線は適度な田舎の風景で、寂しくなることもなく、のんびり楽しめた。
鹿角花輪では快速と行き違ったが、なんと向こうは4両、しかもうち3両は国鉄色!タイムスリップぶりにちょっと感動。
大館からは東北の電車の定番に逆戻り。まあ座れたからいいか。
青森ではアニメイトやカラオケボックスをのぞいてみる。その後一迅社こみパアンソロVOL.24を購入。地元の某書店でなぜか使えなかった図書カードも無事使え、めでたし。
青森からはかつて苦い思いをした津軽線へ。白鳥のダイヤが乱れていた関係で、青森発車時に3本並走(白鳥、かもしか、津軽線普通)という珍しい光景に。
列車自体は適度な混み具合で、まずまずの風情。ただこのあたりから空模様が怪しくなってくる。波や風も強くなってきた。
それでも三厩で折り返すまでは平常ダイヤだったが、中小国手前の海峡線合流点からダイヤが乱れだす。台風のせいではなく白鳥の乱れの余波だが。
乗換えで待たされた蟹田駅周辺は見るべきものもなく、待合室でじっとしている。そして蟹田発は10分遅れ。ただ青森着時点では4分遅れにまで回復した。
青森からは定時。夜なので見るものもなく、大半は寝て過ごす。
八戸から宿までは徒歩約30分。ついに雨が降り始めたが、弱い霧雨だったので気にせず進む。道は迷うようなところもなく、無事に今日の宿、新八温泉に到着。
到着したのは23時過ぎだったが、流れていたのは「世界はそれを愛と呼ぶんだぜ」。野球の延長でもあったのか? とか思ったり。
(後で分かったが、青森にはそもそもフジテレビ系列がなかったので、そうではなかったことは明白だった)
ともかく支払いを済ませ、風呂に入り、さっさと寝た。
〜3日目〜
長苗代718→858久慈 久慈行 キハ40系3両
久慈910→1303盛 盛行 36-105、36-1103 2両(三陸鉄道区間ワンマン)
盛1334→1541一ノ関 快速スーパードラゴン一ノ関行 キハ100系2両ワンマン
一ノ関1552→1638小牛田 小牛田行 701系2両ワンマン
小牛田1643→1730仙台 仙台行 701系6両
仙台1755→2051いわき いわき行 455系9両
いわき2054→2158常陸多賀 水戸行 415系0・300番台4両+403系4両
昨日の教訓があったせいか、5時に目が覚める。ニュースを見てみたが、どうやら直撃はまぬがれそうで一安心。茨城の方は運休もあったが…
6時半前に早々と出発。途中道を間違えつつもなんとかフォローでき、相当余裕を持って駅到着。そこで朝食を食べようと思ってはみるものの、店の1件もありゃしない… 仕方ないのでそのまま列車を待つ。
駅にはかなりの数の学生がおり、混雑が予想されたが、実際混んでいた。しかしボックスには空席もぽつぽつ。これも予想通り。学生は相席を嫌がるパターンが多いので…
そして本八戸、白銀と進むにつれ客は減り、鮫で一気にがらがらに。プレイピア白浜付近には何もなかったが、いったいどんな時に使われるのか? それとももう使われていないのか?
久慈からは4時間近く乗りっぱなし。リクライニングシートで快適だったが、あまりの客の少なさに一抹の寂しさも。堀内発時点では何と客数3人! その後宮古近辺では増えたが、それでも20人に届かず、終着の盛で降りたのもわずか5人。これで本当に大丈夫か?
大船渡からはさすがにそれなりの客数。中には話し掛けてくるおじさんもいた。ワンマン列車には慣れていなかったようだが…
一ノ関からは来た道を戻る格好なので面白みはあまりなし。まあ座れたのでよしとする。
仙台からは一気に旧式車両に。急行形で9両と言うのはいまどき珍しいのでは? そのおかげで夕ラッシュにもかかわらず座れた。
それはいいのだが、岩沼で停車してっきり動かない。5分経ってようやく「まもなく発車します」というアナウンスが流れたが、それから出発までにさらに3分かかった。「一部の車両に急ブレーキがかかった状態になったので点検」したとのこと。そろそろ寿命か?
混んでいた車内は常磐線に入ってから一気に空いた。新地ではスーパーひたちに追い抜かれたが、同時に701系2両(!)との行き違い。
その後遅れは回復し、原ノ町で定時に戻ったが、行き違いの関係か、いわきでは再び4分遅れていた。そのためいわきからも遅れを引きずる形に。ちなみにいわきからも古い車両のオンパレードだった。こちらは置き換えが確定しているが。
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