Kanon アンソロジーコミックス ベストセレクション1  レビュー


「あー やっぱりだめだ… マスクがないと涙が…」(たかはしさなえ「雪の猫」)

初出
表紙イラストわつき彩雲描き下ろし
裏表紙イラストかみやまねき描き下ろし
ピンナップYUKIRIN4コマ2
口絵イラストくしだあしゅら4コマ3
双龍15(ピンナップ)
Sin-Go18
むねきち13
扉イラスト爆天堂18
作家コメントなし
平均好感度点数6.5

タイトルP数作家初出点数
ずっと…14佐々木少年
ハッピーエンドのほうがいい12桑原ひひひ
昼休みの空楠見らんま14
夏祭り12梅本ひとみ
Above the sky14綾野貴一あゆ
“あの子”西脇だっと18
冬咲雪華14胡せんり16
ゲーセンの楽しみ方12AKD17
Fly to Heaven藤井あお16
プレゼント流星ひかる18
雪の猫14たかはしさなえ1210
ここからぬけだしてどこかへ行こう14琴稀りん
ある日のボク12真行寺たつやあゆ
まぶしい日常…光々
秋子さんのゆううつ桐嶋たけるあゆ
さよならの記憶八十八騎12
オモイ ト ケイケンチ12凪妖女あゆ
ロンド荒木風羽18
来年も一緒の春がいい。12疾風れみ13
夜が来た!泉ゆうじろ〜
夢のようなひととき12中島初美14
spring snow11石本理沙14
※初出については以下の通り(いずれも宙出版・ツインハートコミックス)
数字のみ→「アンソロジーコミック Kanon(巻数)」
4コマ(数字)→「ハートフル4コマ Kanon(巻数)」
あゆ→「アンソロジーコミック Kanon 〜天使が見る夢 あゆ編〜」

Kanon再アニメ化ということで、2006年末〜2007年初めにかけて、Kanonのアンソロジー(4コマ含む)が3社から出ましたが、その中で一番早かったのが宙出版でした。
ただ、新たに描いてもらう余力はなかったのか、過去に大量に出たアンソロジーからのベストセレクションという形での刊行となりました。
宙出版の傑作選は「ホントにこれで傑作選?」と言いたくなるものも過去にはありましたが、今回は点数の高い作品が並んでおり、納得のいく内容でした。
特に自分が気に入ったのは、たかはしさなえ「雪の猫」真行寺たつや「ある日のボク」。心情的にすっと入る上、こういう泣きのシーン(なぐさめあり)にはとことん弱いので…
綾野貴一「Above the sky」はリハビリに頑張るあゆが魅力的ですが、壊れた顔の名雪もまた味です。
琴稀りん「ここからぬけだしてどこかへ行こう」は真琴の「ワガママな優しさ」と、それに付き合う祐一の優しさが、うまくかみ合っています。
中島初美「夢のようなひととき」は秋子さんとお風呂… 最後まで雰囲気良くまとまっていて、とってもうらやましいです(爆)
石本理沙「spring snow」は祐一のツッコミに尽きます。「エンドっつったら終わっちまうだろ」…本当にここの祐一と名雪は仲良しです。


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