ゲームコミックKanon 名雪+(天野うずら作品集)  レビュー


「もう 散り行く運命の命を… 無力に眺めていたくないから…ね…」(「雪の降る頃」)

初出
カバーイラスト
カバー下イラスト
あとがき(うずらのたわごと)
描き下ろし
初出一覧イラスト19(目次)
目次イラスト17

平均好感度点数

タイトルP数初出点数
(折り返し4コマ、無題)描き下ろし
みっくすデート22描き下ろし
bibanon〜ビバノン〜
キミの瞳にカンパイ!10
びばのんの。10
モーニングコール1215
とある朝1217
天の川に願いをこめて1219
湯煙秘湯夢気分16雪色の物語
姉妹1413
こんにちは赤ちゃん1221
雪の降る頃2411
Runner1216
※描き下ろし以外の初出はすべて「ゲームコミック Kanon(巻数、またはタイトル)」[ラポート]

ラポートのKanonアンソロで、名雪と秋子さんを中心に描き続け、エースの地位を確立してきた、天野うずらさんの作品集です。
数々の名雪メイン作品が入っていますが、特にお気に入りは「雪の降る頃」です。祐一と名雪の進路を描いた作品ですが、こういう内容ですと秋子さんの聡明な部分が出てくるように思います。香里の活躍もいい味です。
「湯煙秘湯夢気分」は混浴温泉が舞台ですが、香里&北川も加え、いつものにぎやかさが楽しいです。あとがきでも書かれていますが、このころの秋子さんはだいぶグラマー化が進んでいますね(笑)
そして描き下ろし作品「みっくすデート」。天野うずらさんはあゆも魅力的ですね。最後はよくある展開と言えばそうですが、ちょっとひねっているのがgoodです。
ほか、お色気交じりの作品も安定した評価を確保し、平均点は7点到達。このレベルであれば、もう1冊あってもよかったかな、と思える内容でした。作品数自体は足りているのですから…


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